こんにちは、にょりです!
皆さんは何かサプリメントを摂っていますか?
僕のように筋トレを趣味にしている方なら最低でもプロテインくらいは摂っていると思いますが(摂っていない方は今すぐiHerbなりAmazonなりで購入してきましょう!)、それ以外にもマルチビタミンミネラルであったりBCAAやEAAといったアミノ酸類であったり、筋トレに役立つサプリメントはたくさんあります。
僕もこのブログで何度もサプリメントの紹介をさせてもらっていますが、もちろんただオススメされるままに購入したり、有名メーカーだからという理由で選んでいるわけではありません。
大事なのは中に含まれている成分! そして、何よりもコスパです!
というわけで、今回はサプリメントを購入する際に見逃しがちなコストパフォーマンスについてのお話をしていきたいと思います!
それでは、さっそく行ってみましょう!
まずは内容量をしっかり確認しよう!
皆さんはちゃんと購入したサプリメントの成分表を確認していますか?
とくにマルチビタミンやプレワークアウトやファットバーナーといった様々な成分が複合されたサプリメントは、ちゃんと自分が欲しいと思っている成分が含まれているかを確認しなければ期待した効果を得られないかもしれませんから、購入前に必ずチェックするようにしましょう。
とはいえ、これについては言われなくても分かっている方のほうが多いですよね。
では、成分表に書かれている内容量、含有量についてはいかがでしょうか?
とくにオメガ3脂肪酸であったりL-カルニチン、CLAといったような単体のサプリメントは、メーカーや商品によって1g(1カプセル、1タブレット)あたりに含まれる主成分の量がバラバラだったりします。
この点を失念して、有名メーカーだから、口コミがいいから、安いからというだけの理由で購入してしまうと、結果的にめちゃくちゃ損しているなんてこともあります!
とくに微量栄養素に関しては、ある程度ちゃんとしたメーカーであれば成分の質に大きな差はありませんから、各メーカー(とくに国内メーカー)の「うちの製品は他とはここが違う!」などという謳い文句には騙されず、含有されている成分のみにしっかりと着目するようにしましょう。
具体的にどれだけ違う?
さて、それでは実際にどれだけ差があるのか具体例を見ていきましょう。
早速ですがこちらの商品を見てください。
こちらは国産のサプリメーカーとしてはわりと有名なバルクスポーツ社のオメガ3脂肪酸です。
オメガ3脂肪酸というのはざっくり言うとフィッシュオイルのサプリメントになるのですが、このオメガ3脂肪酸で重要なのがEPAとDHAの含有量になります。
とくにEPAは脂肪燃焼や筋トレの効果にも影響がある成分で、DHAとの配合割合が2:1で含まれているのが理想とされているので、そのあたりも含めて実際にこの製品に含まれているEPAとDHAの含有量を見てみましょう。
こちらは公式サイトの成分表のキャプチャになるのですが、下のほうにEPAとDHAの含有量が記載されているのが見えるでしょうか?
正確に2:1になっているわけではありませんが、だいたいそれに近い値にはなっているのが分かると思います。
ただ、この表を見て気をつけてほしいのは、1食分3カプセルでの内容量であるということです。
つまり、1カプセルあたりの含有量はこの表の3分の1のEPA270g、DHA180gということになります。
ちなみに1カプセルあたりの値段は約18円でした。
次にこちらの製品を見てください。
これは僕が日常的に使っているナウフーズ社のオメガ3脂肪酸で、ナウフーズ社は他にもいくつか種類を出しているのですが、この製品は中でもEPAとDHAの含有量がとくに多いものになっております。(内容量はパッケージに記載されているとおりです)
比率も理想的な2:1となっており、もちろん記載されている内容量は1g(1ソフトカプセル)当たりの含有量となっています。
そして、1カプセルあたりの値段はなんと約12円です!
このように、一見高くて良質に見える国産の製品よりも海外の製品のほうが安くて内容も充実しているというパターンが、実はサプリメントの世界ではよくあります。
今回はオメガ3脂肪酸を例に挙げましたが、例えばダイエット系のサプリメントとして有名なL-カルニチンやCLAなどでもこういったケースは往々にしてあり得ますので、購入する際には必ず成分表を見てしっかり内容量を確認するようにしましょう!
また、先にも述べましたが、ナウフーズ社のように同じ成分でも1カプセルごとの内容量が異なる製品を販売しているところもあります。(ナウフーズ社はオメガ3だけで3種類以上バリエーションがあります)
自分が必要だと思う量と値段をしっかり確認して、無駄な出費をしないように心がけましょうね!
単純に価格の違いも考慮しよう
さて、次はもっと単純に価格の違いです。
とくにサプリメントの王者、というよりもサプリメントであるという認識すらないかもしれないほど定番であるプロテインはとにかく消費量が多いものになりますから、場合によっては成分よりもコスパを優先することだって考慮しなくてはなりません。
え? そんなにプロテインは飲まないって?
だったら今すぐ飲んでください! 今すぐです!
さて、思わず興奮してしまいましたが、本題に入っていきましょう。
こちらはドラッグストアでも売っているほど有名な国産のプロテインになります。
それでは、さっそく内容量を見ていきましょう。
こういったプロテインでまず注意すべき点は、タンパク質の含有量です。
例えばこのザバス社のホエイプロテインだと1パッケージで1050gとなっていますが、だからといってタンパク質含有量も1050gだというわけではありません。
まあ、プロテインパウダーには味つけのためであったり成分を安定させるために様々な添加物が入っていますから、仕方ないことではありますね。
さて、この商品は1食21g中のタンパク質が15gだそうですので、50食分(1050g分)で考えるとタンパク質の量は750gということになります。
全体に対するタンパク質の割合は7割ちょっとというところですから、含有量としてはとくに多くもなく少なくもないといった印象ですね。
そして、次に注目すべきは値段です。
現時点のAmazonでの値段は1パック4000円ほどでした。
定価は6000円ということですから、ドラッグストアなどで買うときはもう少し高い値段になるのかもしれませんね。
では、次に僕が愛用しているマイプロテイン社のプロテインを見てみましょう。
こちらの商品の成分表を見てみますとタンパク質の含有量は100gあたり82gとなっていますが、成分表に記載されているものがノンフレーバータイプのものであるため、実際にはもう少し少ないものだと思っていたほうが良いでしょう。
ただ、それでもおそらく先のザバス社のホエイプロテインと比較しても少ないということはないと思われます。(むしろこちらのほうが多いでしょう)
となると、次に気になってくるのが値段ですね。
マイプロテインは頻繁にセールをやっていることで有名ですが(特に2月2日、2月22日などのゾロ目の日はかならずセールをします)、セールをしていない時期でも謎の割引が行われていることがよくあります。
例えばこの記事を書いているタイミングでは、1kgパックの定価が3920円であるのに対して販売価格は2070円となっております。(フレーバーによって異なります)
これは安い! …と、思うかもしれませんが、本当のセール時はだいたい1kg2000円を切るところまで値下げされますから、これでもまだ最安ではなかったりします。(僕の中では1kg1336円での購入が過去最安です)
さて、ここまで書けばもう説明しなくてもお分かりでしょう。
ザバス社のプロテインは1kgあたり4000円、マイプロテイン社のプロテインは1kgあたり2000円と、価格に歴然とした差があります。
同じだけお金を払っても摂取できるタンパク量に2倍以上の開きが出るというのは、とくにプロテインのような継続的に摂取し続けることが前提となってくるサプリメントの場合、かなり大きな問題となってきます。
例えば月に5000円しかサプリメントに使えないとして、ザバス社のプロテインの場合はそれだけでほとんどの資金を使い果たしてしまいますが、マイプロテイン社のプロテインの場合は余った資金でさらに別のサプリメントを購入することができます。
また、敢えて他のサプリメントは買わずに貯金をして、筋トレ用具を買ったりギア(トレーニングベルトやリストラップのことです)を買ったりと他の必要なものに出資することも可能なわけです。
筋トレを本格的に継続していく、そしてその内容を充実させていくにはやはりどうしてもお金がかかってしまいますから、とくにプロテインのような最重要最優先のサプリメントに関してはやはりコストパフォーマンスの良し悪しも無視するわけにはいかないということですね。
まとめ
さて、今回は筋トレやダイエットには直接関係のないことではありましたが、いかがだったでしょうか?
当ブログを訪れてくれるお客様の中にもサプリメント関係の記事を閲覧されている方々は実に半数近くとなっており、やはり多くの方が少しでも筋トレやダイエットの効果を高めるためにサプリメントを利用しようと考えているのだと感じます。
ですが、何も考えずに良いと思うものを好きなだけ購入していては、気づいたときには財布の中が寂しいことになっている可能性もあります。
とくにあまり知識のない初心者ほど、安易に国産品を買って無駄な出費をしてしまうことが多いので、しっかりと成分表と価格を確認して、できればiHebやマイプロテインでセールをやっているときにまとめて買ってしまうのがお財布にも優しくてよろしいかと思います。
筋トレは真剣に挑めば挑むほど大なり小なり出費がかさみ、気づけば意外とお金を使ってしまっているものです。
いざというときに必要なものが買えなくなっては大変ですから、たまにはコスパという観点からサプリメントを選んでみるのもおすすめですよ!
それでは、長くなりましたが今回はこの辺で!