こんにちは、にょりです!
噂では観測史上最遅という今年の梅雨ですが、いざ梅雨入りしてみるとひたすら雨ばかりで、ここ数年の空梅雨感もなく、久々にザ・梅雨という感じの鬱陶しさですね。
南のほうでは災害レベルの集中豪雨になっているところもあるみたいなので、皆さんも他人事だと思わないで避難警報などが出たら速やかに指示に従うようにしてくださいね。
怪我で済めばまだいいですが、死んだらしたらなどと筋トレができなくなりますからね!
さて、そんなわけで7月に入りまして、無事に6月末に行われたベストボディジャパン和歌山大会も終了いたしました。
個人的にはまったく無事ではなかったのですが、今回はそんな僕のコンテスト結果をはじめ、この度の経験で得たものや今後の筋トレ活動の方針について書かせていただこうかなと思います。
それでは、さっそくいってみましょう!
コンテストは残念ながら予選落ちだったけど…。
いきなりコンテスト結果をポロリとしてしまいましたが、まずはコンテスト当日の朝の体の様子から。
前日のカーボアップがうまくいったみたいで、朝一のまったくパンプしていない状態でも大胸筋の上部のカットが出ていたり腕の血管が走りまくっていたりと、コンディションとしては非常に良い状態で当日を迎えることができました。
もともとカーボをディプリートしていたわけではないので、前日のカーボが多すぎて浮腫んだりしないか不安だったこともあり、この写真を撮る前に暖房でガンガンに暖めた浴室でさらに熱いシャワーを10分ほど浴びるということをやっています。
サウナ効果でさらに水を抜いてパリッと仕上げようという狙いもあって、それが功を奏したのか当日は一日中非常に良いコンディションを維持することができました。
現地では相方にもらったカーボアップ用のおはぎも食します。
この時点では緊張こそしていたものの、わりと良い感じにコンテスト本番を迎えられるのではないかと思っていました。
ところが…。
最初のサイドポーズでまさかの大失態。
ベストボディの規定ポーズはすべて左回りで行う決まりになってるのですが、うっかり右回りをしてしまいました。
慌てて反転してポーズを取り直したのでいわゆるイエローカードが出ることはなかったのですが、審査には盛大に影響していると思われます。
というか、これで審査に影響してなかったらそれはそれですごい。
フリーポーズはそこそこうまくいったかなと思います。
ただ、改めて動画を見直してみると、ウォーキングがいまいち様になっていなかったようにも見えるので、全体的に筋肉以外の部分で評価を下げまくった印象ですね。
フロントポーズはこんな感じ。
肩幅があるおかげてシルエット的には他の参加者さん方と比較してもとくに引けを取ってはいなかったと思います。(ザ・自画自賛)
ただ、おそらく参加者の中でも僕が一番背が低かったので、そういった面もベスボ的にはマイナス評価になったかもしれません。
あくまで僕の感覚ではありますが、筋量的にはとくに問題はなかったというか、今回の出場者の中では僕は比較的バルクもあって仕上がりも良かった方だと思います。
予選敗退の大きな要因はやはりポージングでのミスと、あとは身長の低さによるスタイルの悪さや日焼けの甘さといった細かい点の積み重ねでしょうかね。
大会が終わったあとは、定番のバク食いです。
当日の夜と翌日丸一日好きなだけ食べていたら、大会3日後の時点で体重が5kg近く増えていてビビりました。
この記事を書いている時点では少し浮腫みもとれて57kgまで落ちていますが、それでも大会出場時と比べたら2kg以上は増えている計算になります。
絞るのはあんなに苦労するのに、太るのは本当に一瞬なんだなと改めて感じました。
今後の筋トレ目標について
人生初のコンテストに挑んでまず思ったことは、コンテストに出るの非常に楽しいということでした。
とくに今回のコンテストは、僕にいろんな出会いをもたらしてくれました。
コンテストに出る人間というのはみんなライバルであると同時にボディメイクという共通の趣味を持つ仲間でもあるわけですから、何かのきっかけでちょっとした会話がはじまれば自然と筋トレの話や減量の話になって盛り上がること請け合いです。
その結果、今回のコンテストを通じて大会出場者ももちろんですが、僕が通っているジムのスタッフさんともお話をさせてもらえる機会があり、インスタなどのSNSを通じて交流をはじめさせていただくことができました。
今まで筋トレ仲間というものとは無縁だったのですが、大会に出ただけで一気に仲間が増えたような気がして、ますます僕の筋トレ人生が充実していくのを感じます。
さらに言うと僕はあまり勝敗にこだわらないタイプみたいで、今回のBBJ予選敗退という結果についてもそこまでネガティブにとらえていないというのが大きな発見でした。
コンテストでの評価なんて所詮は水物ですし、そこに至るまでに自分が本気で取り組んできたことは間違いなく結果を結んでいると自信を持って言えるので、そういったメンタル面の謎の強さが純粋にコンテストを楽しめた要因なのかもしれません。
ただ、今後もBBJに出場し続けるかというとそれはちょっと微妙なラインで、次はJBBFかNPCJの大会に参加しようかなと思っています。
というのも、BBJはやはり筋量ではなく規定ポーズやウォーキングの美しさ、見栄えに重点をおいているような気がして、僕の本来の目的である「デカくなりたい」という趣旨と反しているような気がするからなんですね。
今年またどこかの大会に出るとしたらBBJが最適だと思うのですが、これからバルク期に入って来年以降にまた大会に出るとなった場合、おそらくその頃にはBBJの求める筋量とは不釣り合いなものになっているはずです。(というか、それくらいに成長していないといけないと思っています)
なので、もし来年のBBJに前回の和歌山大会で知り合った方々が参加するといったことがあれば同窓会的なノリで参加しようかなとも思うのですが、そういったことがなければJBBFかNPCJのフィジークに移行したいと思います。
そのためにも、今年は人生で初めての長期バルク期ということで、これから来年の年明け(遅くとも春先)くらいまで、ガッツリと増量に励みたいと思います。
今までは増量といってもせいぜい3ヶ月くらいのものがほとんどだったので、今から楽しみでもあり、少し不安でもあります。
まあでも、夏の間は腹筋が消えない程度には維持に努めるかも。
おわりに コンテストは良いものだぞというお話
さて、最後に改めて伝えておきたいのは、コンテストに出るのは本当に楽しいぞということです。
最近は空前のフィットネスブームなのか老若男女問わず筋トレをはじめる人が増えていますし、その中には僕のようにガチな人間もいればあくまでダイエットや健康維持の延長で行っている人もたくさんおられると思います。
でも、世の男性でわざわざジムに通ってまで筋トレしている人間というのは、やはりどこかでデカくて絞れた体というものに憧れを持っているはず。
その気持ちを胸の奥にそっとしまっておくだけというのは、もったいない気がします。
もちろん、大会に向けての減量というのは普通のダイエットなんかと比較にならないくらい過酷なものではありますから、コンテスト出場に向けてのボディメイクというのは決して口で言うほど簡単なものではありません。
ただ、それらの苦難を乗り越えた先に待つ達成感というのは他にはないものです。
もちろん、その上でさらにコンテストで高評価をいただければ最高ですが、そこはあまり意識しすぎないほうが良いのではないかなとも思います。
上でも書きましたが、コンテストでの評価なんて所詮は水物ですから、プロでもない僕らがコンテストの順位にこだわりすぎるのも精神衛生上あまり良くなかなと思います。
もちろん、コンテストに出るからには上を目指す精神は重要です。
ただ、コンテストで勝てないから筋トレをやめるなんてことになっては本末転倒ですから、そのあたりのメンタル管理は少し意識しておいたほうが良いかもしれませんね。
いずれにせよ、僕は今回のコンテスト出場で多くのもの得ることができました。
この経験を次のボディメイクに生かすことで、僕はきっと今よりもずっとずっと高い次元に自分を持っていくことができると思っています。
それくらい、今回のコンテスト出場という経験は僕にとって大きな経験となりました。
今後は年に最低でも1回はコンテストに出るつもりで筋トレに励みたいと思います。
筋トレ好きの皆さんも、どうせだったら一度はコンテストに出てみませんか?
というわけで、すっかりコンテストの魅力に取りつかれてしまった僕でした。
それでは、長くなりましたが今回はこのへんで!